家を買うのに最適なタイミングを知っておくと、住宅ローンが組みやすくなるなどのメリットが得られます。また、子育ての面でもメリットが得られますので、家を買うタイミングを知っておくことは非常に重要です。家を買うタイミングがわかれば、実際にどのような家を買えば良いのかが知りたくなりますが、この記事ではそのような疑問点をわかりやすく解説します。
初めて家を買う前に確認したいこと
住宅金融支援機構が発表した「平成29年度における住宅市場動向について」の中でのアンケート調査によると、平成29年から平成30年にかけては住宅の買い時だと思っている方が52.8%と最も多く、過半数の人が今が家を買う絶好のタイミングであると認識しています。
その理由として、2019年10月に消費税の引き上げが予定されており、増税前に家を買いたいと思っている人が68.8%もいるからです。不動産を購入する際には建物価格と仲介手数料、住宅ローンの事務手数料などが消費税の課税対象になり、8%の消費税がかかります。2019年10月以降になると税率が10%にアップするため、家を安く買いたい方は、増税前の今が家を買う絶好のタイミングだといえるでしょう。
現在は日銀の金融政策で住宅ローン金利が最低水準になっており、低金利で住宅ローンを組めることも「買い時」と思える要因になっています。最長35年の全期間固定金利型住宅ローンのフラット35だと、非常に有利な条件でローンを組めるので、日銀が超低金利政策を行っている今が住宅購入の絶好のタイミングだといえます。
このように、経済情勢から見ると増税前で低金利の今が家を買う絶好のタイミングですが、経済情勢は日々刻々と変化しますので、初めて家を買う前には税制改正や金利の動向などを注視しておくことが極めて大切です。特に、金利の動向は住宅ローンの返済に大きく影響するため、家を買う時には金利をチェックして、なるべく低金利の時に購入するようにします。
家を買うタイミングはどのタイミングが良い?
家を買うタイミングは人によってさまざまですが、多くの方は結婚や出産、入学などのライフイベントに合わせて家を購入しています。結婚を機に家を購入する場合も多いでしょう。20代のうちに購入することで、住宅ローンの返済が楽になります。また、共働きの夫婦の場合、お互いの収入をあわせて生活することができるというメリットがあります。ただし、結婚したばかりの頃は子供が何人生まれるかわからないため、間取りの選定が難しくなります。
子供の幼稚園への入園や小学校への進学に合わせて家を買うケースも多いです。子供の入園や入学のタイミングで家を購入すると、子供は転校せずにずっと同じ地域で暮らせますので、子育ての面でのメリットが大きいです。また、結婚当初よりも貯金も増えており、住宅ローンの頭金の額を増やせるというメリットも得られます。
結婚や出産、進学などのライフイベントは家を買うのに最適なタイミングですが、ある程度の年収がなければ家を購入することは難しくなります。住宅ローンは手取り年収の5倍前後だと返済負担率を20%以下にすることができ、例えば手取り年収が400万円の場合2,000万円程度のマイホームを購入できます。手取り年収が300万円の場合は1,500万円から1,800万円程度の家だと購入できますので、地域によってはマイホームを持つことが可能でしょう。
ほとんどの方は住宅ローンを組んで家を購入するため、家を買うタイミングは年齢も重要になってきます。最長35年の固定金利で人気の高いフラット35だと、30歳の時に申し込むと65歳が返済終了になり、定年退職のタイミングと重なります。40歳の時に返済期間が35年の住宅ローンを組むと返済が終わるのが75歳になり、老後の生活が苦しくなります。家を買うタイミングで理想的な年齢は20代の後半から30代の前半であり、なるべく若いうちに家を買うことをおすすめします。
マイホームにするなら戸建て、マンションどっち?
マイホームの購入を検討する際には、一戸建てかマンションのどちらにするのかを決めることが必要です。一戸建てとマンションにはそれぞれメリットとデメリットがありますので、メリットとデメリットの両面を総合的に検討するようにします。
一戸建て住宅のメリットは、独立性を保つことができ、家族のプライバシーを守れることです。マンションだと両隣と上階、下階の生活音が気になったり、生活音が原因で近所トラブルになることがありますが、一戸建てだとこのようなトラブルは少なく、周囲に気兼ねなく暮らせます。犬や猫などのペットも気兼ねなく飼うことができ、自由度の高さでは一戸建ての方が圧倒的に有利です。その反面、セキュリティの面ではマンションの方が優れており、この点が一戸建てのデメリットになります。
マンションのメリットは防犯性と防災性が優れており、ディスポーザーや食器洗浄乾燥機などの最新設備が導入されている物件が多い点です。立地条件が同じだとマンションは一戸建てよりも安いケースが多く、購入しやすい点もメリットになります。マンションのデメリットは管理規約に縛られて暮らさなければならず、一戸建てよりも自由度が低いことです。
このように、一戸建てとマンションにはそれぞれ一長一短がありますので、ライフスタイルや好みに応じてどちらにするのかを決めるようにします。なお、都会と田舎とを比較すると、都会になるほどマンションをマイホームにする方が多く、田舎では一戸建てをマイホームにする方が圧倒的に多いです。
新築と中古、それぞれのメリット・デメリットについて
日本人は中古よりも新築を好む傾向が他国よりも強く、80%以上の方が新築物件を購入しています。新築の最大のメリットは、まっさらピカピカの住宅で暮らせることに尽きます。注文住宅だと自由設計ができますので、理想のマイホームにすることができます。デメリットは中古よりも高く、注文住宅だとさらに高額になることです。
中古のメリットは新築よりも圧倒的に価格が安く、予算が少なくてもマイホームを持てることに尽きます。田舎だと広めの一軒家を1,000万円以下で購入することができ、年収が少ない世帯でもマイホームを持つ夢が叶います。中古のデメリットは建物には耐用年数があり、築年数が経過している物件だとリフォーム工事が必要になりなど、修繕費にお金がかかることです。
新築と中古とを比べた場合、新築の方が中古よりも優れていると思われがちですが、決して中古が劣っているわけではありません。しっかりと建築された建物は耐用年数を過ぎても手入れをすると住み続けることができ、リフォームやリノベーションをすることで、新築のようにピカピカになります。予算に余裕がある場合は新築の購入をおすすめしますが、予算が足りない場合は中古にするという選択肢も十分ありだと言えるでしょう。
まとめ
いかがでしょうか?
経済情勢から見ると、増税前で低金利の時が家を買う絶好のタイミングであるといえます。結婚や出産、進学などのライフイベントも家を買う時の最適なタイミングであり、子供の進学に合わせて家を買うと、子供の転校問題を回避できます。20代後半から30代前半の年代に家を買うと長期ローンが組みやすくなり、住宅ローンの返済が楽になります。
一戸建てとマンション、新築と中古にはそれぞれメリット・デメリットがありますので、自分の年収や条件などよく考慮して、購入する家を決定するようにしましょう。
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