家を購入するとき、ほとんどの人は住宅ローンを借りて購入をします。
しかし住宅ローンは、誰でも借りられるわけではありません。
必ず「仮審査」と「本審査」と、2つの審査を通らなければいけないのです。
今回は、それぞれの見られるポイントや審査の期間をご紹介します。
住宅ローンの仮審査と本審査で見られるポイント
<仮審査で見られるポイント>
仮審査は、物件を仮押さえするときに申し込みをするのが一般的です。
仮審査で見られるポイント例は、以下の通りです。
1.年齢
住宅ローンは、最大35年間支払い続けることになります。
借り入れ時が40歳の人でしたら、完済時には75歳。
そのため、借り入れ時の年齢と完済時の年齢は見られるポイントです。
借り入れ時の年齢は、若ければよいというわけではありません。
「その人が現在保証できる収入があり完済時まで払えるか」という観点で審査されます。
2.健康状態
病気になり働けなくなると、住宅ローンは支払えなくなります。
既往歴や持病などは、見られるポイントです。
3.担保評価
もし住宅ローンを返済できなくなったとき、所有の物件を売却して、返済にあてることになります。
そのため、「その物件が売れる物件かどうか」という、いわゆる資産価値性は見られるポイントです。
4.年収
借り入れ金額を無理なく返せる年収かどうかが審査されます。
もし夫婦で収入合算をする場合は、二人分の収入で見られるため、ハードルは低くなります。
5.他のローン借り入れ
他のローンを借りているかどうかや、過去の返済履歴も見られるポイントです。
車のローンやカードのキャッシング履歴などはマイナスになります。
<本審査で見られるポイント>
本審査は、仮審査が通った人のみ、より厳しく審査をし、住宅ローン契約を本当にしてもよい人かどうかを審査します。
そのため、仮審査より提出する書類も多く、細かいのが特徴ですね。
本審査で見られるポイント例は、以下の通りです。
1.完済時の年齢
2.年収、返済負担率
3.勤務先の事業内容
勤務先の決算状況や規模、将来性は見られるポイントです。
4.申し込み金額と頭金
申し込み金額は低ければ低いほど、頭金は多ければ多いほどハードルが下がります。
5.健康状態
住宅ローンを借りるときには、「団体信用生命保険(団信)」に加入しなければなりません。
団信は、糖尿病などの疾病があると加入できないことがあるため、審査が通らない可能性があります。
住宅ローンの仮審査と本審査にかかる期間
住宅ローンを契約するまでの流れは、以下の通りです。
1.事前申し込み
2.仮審査
3.正式申し込み
4.本審査
5.住宅ローン契約
事前申し込みから仮審査の結果までは、3~4日が一般的です。
物件をおさえるときに審査するので、結果がNGだった場合は手放すことになります。
<本審査にかかる期間>
正式申し込みから本審査の結果までは、1週間ほどが一般的です。
より細かく審査をするので、仮審査より時間がかかります。
まとめ
住宅ローンの仮審査と本審査は、「長期間払い続けられる保証がある人かどうか」というポイントで見られています。
1社に落ちたら他でも落ちるというわけではないので、複数社申し込んで、リスクを回避するようにしましょう。
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