マイホームにパラペットを設置するのはなぜ?メリットとデメリットは?
一戸建てといえば三角屋根の家をイメージする方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし最近では、平らな屋根の四角い家もよく見かけますよね。
そのような住宅の屋根をよく見てみると、屋上部分よりも少し立ち上げた「パラペット」と呼ばれる壁がまわりに取り付けられています。
このような壁がなぜ設置されているのかご存じでしょうか?
そこで今回は、マイホームの購入を検討している方へ向けて、パラペットとはどのようなものなのか、またメリットとデメリットについてご紹介します。
マイホームに設置するパラペットとは?メリットをご紹介!
そもそも屋根には家を雨から守る役割があります。
三角屋根の家の場合は屋根に勾配があり、雨水が屋根をつたって地面に流れ落ちますよね。
しかし平らな屋根の家の場合、雨水はそのまま外壁をつたって流れることになります。
パラペットとは、外壁に直接雨水が流れることを防ぐために、家の屋上部分を床よりも立ち上げて囲んだ壁のような部分です。
降った雨水は排水ドレンへと流れていき、雨樋を通って地面に出るような構造になっています。
ではマイホームにパラペットを設置すると、どのようなメリットが得られるのかをご紹介しますね。
<メリットとは?>
・屋根の部分を水平にしたマイホームをデザインできる
・屋根を有効に使える
・落下を防止する
・外壁を守る
パラペットを設置することによって、屋根を水平にしたデザインが可能になり、さらに屋根を有効に使えます。
また手すりの役割もはたしてくれるので、落下防止にもなりますよ。
パラペットを設置すれば、屋根からの雨水が直接外壁を流れないので、外壁への負担が軽くなります。
メリットだけじゃない!マイホームにパラペットを設置するデメリットとは?
キューブ型のマイホームを検討している場合は、パラペットの設置をオススメします。
しかし設置する際には、メリットだけでなくデメリットもぜひ知っておきましょう。
<デメリットとは?>
・パラペットの劣化による雨漏り
・排水ドレンが詰まる
・建築費用が割高
パラペットは屋根の一部ではなく、別工事で取り付けますから、劣化してきたときにはつなぎ目のすき間から雨漏りする可能性があります。
また雨水と一緒に汚れも流れますから、排水ドレンの掃除は日ごろから心がけたほうがよいでしょう。
つなぎ目にヒビが入っていないか、排水ドレンが詰まっていないかなど、定期的なチェックをオススメします。
まとめ
今回は、パラペットのメリット・デメリットをご紹介しました。
屋根が平らな住宅は、見た目がすっきりとスタイリッシュで、どこか都会的で憧れますよね。
パラペットは、マイホームを守るために大切な役割をはたしてくれますので、デメリットも考慮しながら、ぜひ検討してくださいね。
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