マイホーム購入においてきちんと把握しておくべき費用は、マンションや一戸建ての購入費用だけではありません。
今回は、引っ越し費用や新生活で準備しておくもののための費用などを見ていきたいと思います。
マイホーム購入でしっかり視野に入れておくべき費用とは?
憧れのマイホーム購入では、資金計画まできちんと目を通しておきたいもの。
どうしてもマイホーム購入では、家そのものの価格が購入時にかかる諸費用などがフォーカスされがちですが、肝心の引っ越し費用のことを忘れてしまっては元も子もありません。
時には、自分たちが思っていた以上に引っ越しの費用がかさみ、新居への移動を目前に、「こんなはずじゃなかった!」という事態になってしまうことも。
大型の家具が多いご家庭やピアノなどの学期やかさばるスポーツ用品といったような趣味のものが多いご家庭は、とくに注意が必要です。
荷物が増えれば、それだけ引っ越し費用はかさんでしまいます。
また、引っ越し費用をリーズナブルに抑えるためには、移動距離や移動のスケジュールも大きなポイント。
例えば、お子さんのいらっしゃるご家庭の場合、新学期のはじまる4月以前に引っ越しを終えた方が、お子さんがスムーズに学校生活をスタートできるというメリットがありますよね。
しかし、3月から4月の間の引っ越しの繁忙期は、引っ越し費用が通常期の倍額になってしまうことも。
費用をおさえるためには、繁忙期を避けた引っ越しの方が経済的なメリットが大きいことも、知っておくと安心かもしれません。
マイホーム購入計画で忘れられがちなプラスの費用とは?
憧れのマイホーム暮らしを夢見て、現在は絶賛貯金をがんばっているという方もいらっしゃるかもしれません。
また、中には、条件の揃う物件が見つかり、具体的に購入に向けて歩みはじめたという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
マイホーム購入のステージや資金計画は人それぞれですが、必ず考慮しておくべきなのが、新居で使うことになる家電製品や家具の準備費用です。
とくに、中距離から長距離を引っ越すことになる場合は、年季の入った家具や家電製品を持っていくのではなく、引越し先で新しく買い替えた方がおとくに引っ越せることも多々あります。
購入してから10年程度が経過してしまっている家電製品や現行の省エネ基準から大きく外れる家電製品などは、光熱費の節約という観点からも買い替えがおすすめ。
また、カーテン・ラグ・カーペットなどのインテリア用品のサイズ問題、照明器具のデザイン問題なども大切なポイントです。
とくに気をつけたいのは、マンションから一戸建てに引っ越す場合。
窓の大きさや形状、天井の高さや間取りが大きく異なることが多いので、いろいろと新調することを視野にいれた資金計画を立てておくと安心です。