多くの方は、自分の城としていつかマイホームを購入したいと思うものでしょう。
マイホームを購入しようとなったとき、やはり戸建てを選択する方も多いでしょう。
そうなると戸建てを建てるならどれぐらいの坪数が良いのか気になるものです。
マイホームを購入している人の、家の土地の平均坪数はどれぐらいでしょうか?
購入するマイホームの平均坪数と建築費用の関係
マイホームは、世帯人数や建てる地域などによって異なり、この坪数が良いと一概には言えません。
首都圏は坪数が少なくても土地価格は高く、田舎だと坪数が多くても土地価格は安く、土地価格もこの坪数だからいくらとはなりません。
2016年のフラット35利用者調査では、平均床面積と平均建築費は以下の通りです。
●全国平均 : 床面積129.3平方メートル、建築費3,308万円
●首都圏 : 床面積127.2平方メートル、建築費3,593万円
●近畿圏 ; 床面積130.5平方メートル、建築費3,436万円
●東海圏 : 床面積132.0平方メートル、建築費3,405万円
平均的な数値では、130平方メートルの約40坪では、3,000万円前後の建築費がかかります。
国土交通省の、住生活基本計画における誘導居住面積水準及び最低居住面積水準では、世帯人数ごとの平均床面積が発表されています。
●3人家族 : 100平方メートル(30坪)
●4人家族 : 125平方メートル(38坪)
10平方メートルで約3坪です。
戸建てを建てるときは、建ぺい率があります。
40坪の土地に戸建てを建てるとなれば、建ぺい率が50%だと、床面積は20坪です。
2階建てだと、1階と2階でそれぞれ20坪の家ができあがります。
当然ながら、建ぺい率が高いほど、土地をより広く使って家を建てられます。
マイホームの坪数で可能な間取りは変化する
土地の広さを表す単位にはいくつかあり、1坪は約2畳です。
畳の半分の広さが1坪と考えておくとわかりやすいです。
5坪で約10畳であり、20畳になると約40畳の広さとなります。
マイホームを建てるときに、間取りを考えると、当然ながら坪数が多いほど、設定できる間取りの種類は増えます。
●ワンルーム : 約6坪
●2LDK ; 15坪~20坪
●3LDK : 20坪~30坪
●4LDK : 30坪~40坪
坪数と間取りの関係は上記の通りです。
もちろん1つ1つの部屋を狭くすれば、マイホーム全体の部屋数は増やせます。
リビングは10畳や16畳と広くする家もあるので、広いリビングにするなら、より多くの坪が必要です。