不動産購入における寄棟屋根のメリットとデメリット
建物の印象は、屋根で大きく変わります。
マイホームの入手を考えているのなら、どのような屋根の形状があるのか把握しておきましょう。
一般的な住宅で用いられる屋根の形状には、切妻屋根があります。
これは、いわゆる三角屋根と呼ばれるタイプです。
そして、もうひとつ代表的なのが、寄棟屋根です。
ここでは不動産購入を考えている方へ向けて、寄棟とは何なのか、メリットデメリットとあわせて解説しましょう。
不動産購入で気になる寄棟屋根とは
不動産の購入にあたり、外見や設備などをチェックするのは当然です。
外見を気にするのなら、屋根も軽視できません。
冒頭でもお伝えしたとおり、住宅の屋根には切妻と寄棟の2種類があります。
寄棟屋根とは、屋根が4面で構成されているタイプです。
三角屋根で知られる切妻屋根は、2面で構成されているのに対し、4面であることが特徴といえるでしょう。
なお、寄棟は日本だけでなく、海外でも人気の高い屋根の形状です。
海外の著名な建築物のなかにも、寄棟造を採用した建物が数多く存在します。
不動産購入で気になる寄棟屋根のメリット・デメリット
寄棟屋根の不動産を購入するにあたり、気になるのはメリット・デメリットです。
いったい、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
メリットとしては、方向を気にせず家を建てられることがあげられます。
4面で構成される屋根であるため、どの方向から見てもバランスのよい見た目になるからです。
また、寄棟造は屋根の勾配がゆるくなる傾向があり、高さ制限のある地域にも建築できます。
全体的に落ち着いた見た目に仕上がるのも、メリットといえるでしょう。
一方のデメリットとしては、コストの高さがあげられます。
シンプルな切妻屋根と比べ、寄棟は手間がかかります。
職人の手間が増え時間もかかるため、必然的にコストが高くなる傾向があるのです。
また、切妻屋根に比べて屋根裏にスペースをとりにくいのも、デメリットといえるでしょう。
さらに、屋根の接合部分が4つもあるため、切妻屋根に比べて雨漏りしやすい特徴もあります。
まとめ
不動産購入で気になる寄棟屋根のメリットデメリットをお伝えしましたが、いかがだったでしょうか。
今後、マイホームを入手しようと考えているのなら、まずはどのような屋根の種類があるのかを把握し、特徴も理解しておきましょう。
本記事でお伝えしたように、寄棟にはいくつものメリットがありますが、コストが高くなる、雨漏りのおそれがあるなどのデメリットもあります。
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