リビングは1階にあるものと思われがちですが、最近ではあえてリビングを2階に設ける戸建ても増えています。
そこで、2階にリビングがあるメリットと注意点をご紹介します。
これから戸建ての購入や建築を予定している方は、ぜひ参考にしてください。
2階にリビングがある戸建てのメリット
2階にリビングがあることには多くのメリットがあります。
たとえば、2階は1階よりも日当たりが良く、眺望の点からも開放感があるので、家族が集まるリビングは明るくて心地よい空間になります。
屋根の形状を工夫することで、天井を高くすればさらに開放感が高まる上、有効活用できるロフトスペースを作ることも可能です。
また家が道路に面していたり、隣の家との距離が近かったりする場合、2階にリビングがあれば、外部の人の視線を気にすることなくくつろげます。
さらに2階は外の音も聞こえにくいので、静かに過ごせるのもメリットです。
くわえて、2階がリビングなら、1階にいくつかの個室を作ることになるため、1階にリビングを作るよりも耐震性が増します。
2階にリビングがある戸建てのデメリットと注意点
メリットとしても挙げた日当たりの良さは、デメリットにもなります。
夏は暑いので、家族が多くの時間を過ごす広いリビングを快適な室温にするためには、エアコンをフル稼働しなければならないかもしれません。
またリビングが2階になれば、当然1階に誰もいなくなる時間ができるため、防犯面のデメリットもあります。
1階の物音は気づきにくく、リビングではテレビの音や家族の話し声も加わるため、防犯対策の工夫が求められるでしょう。
また子ども部屋が1階にある場合、子どもが帰宅したことに気づきにくいので、コミュニケーションを取りづらくなるのもデメリットのひとつです。
さらに家族に高齢者がいる、もしくは自身が老後まで長く住み続けるのなら、階段の昇り降りのリスクも念頭に置く必要があります。
宅配便の受け取りや来客時も、いちいち1階まで降りて対応しなければならないので大変です。
こうしたデメリットを踏まえ、2階にリビングがある戸建てに住む場合は、以下の工夫が必要です。
●子ども部屋は2階にしてコミュニケーションを取りやすくする
●1階に防犯カメラや警報装置などの対策をする
●階段には手すりをつける
まとめ
いくつかのデメリットや注意点はあるものの、2階にリビングのある戸建ては多くの点でメリットが多い住宅です。
特に狭小地ではプライバシーを守りつつ、開放感も味わえ、スペースの有効活用もできます。
これから新しい住まいを検討されている方なら、2階にリビングのある戸建てを選択肢のひとつにされてはいかがでしょうか。
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