これから戸建ての購入や土地を購入して注文住宅を建てようと考えているけれど、一体どんな設備のある住宅にしようか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
代表的な設備のなかに「シャワールーム」というものがありますが、いまいち使いみちやメリットがわからず、設置に踏み込めない方も多いはずです。
そこで今回は、シャワールームについて、メリットや費用など詳しくご紹介します。
戸建て住宅に設置するシャワールームとは?
シャワールームとは浴槽がない浴室で、シャワーはもちろん、換気扇、排水機能などを備えています。
海外のホテルなどではよく見られますが、日本ではまだまだ少なく最近ニーズが高まりつつあります。
ゲストルームを設ける予定やペットがいる方、2世帯住宅を予定している方が設置するケースが多いようです。
自宅介護などで頻繁にシャワーを使われる方などに重宝されています。
戸建てにシャワールームを設置するメリットや注意点は?
シャワールームは半畳から1畳の狭い空間がゆえに、さまざまなメリットや注意点があります。
メリット①掃除が楽な快適空間に
浴室よりも狭く浴槽がないため、掃除がとても楽です。
湯垢やカビなどの対策も簡単におこなえて、掃除する際も壁と床など平面のみの空間なので、無理な姿勢にならなくていい点もうれしいポイントです。
また狭い分空間が温まりやすいため、快適にシャワーを浴びられる点も魅力なのではないでしょうか。
メリット②少しの空間があればOK
はじめから設置を考えている場合は、間取りの場所をそこまで取らずに済み、あとからリフォームする場合も元々押し入れだった空間に設置でき、大掛かりなリフォームも必要ない点もおすすめです。
メリット③自宅介護の手助けに
シャワールームにも種類があり、ベンチがついているタイプなどもあるため、家族に介護が必要になった方がいる場合にとても便利です。
さらに車椅子のまま入れるタイプにすれば、車椅子からベンチへの移行も楽にできるため、使い勝手がよいでしょう。
デメリット①防水面に注意を
浴室と同じく防水面や排水には十分に注意を払わなければいけません。
特に木造住宅の場合は水漏れを起こすと、木がダメージを受けダイレクトに家の痛みにつながるので、しっかりと防水対策をおこないましょう。
デメリット②場所に配慮を
シャワーを浴びる音や排水の音は以外に響きます。
2階や3階に設置する場合は特に階下に響くため、下の階に寝室を設けるのは避けて、間取りには十分気を遣いましょう。
戸建てにシャワールームを設置すると費用はどれくらい?
本体価格は安価なもので10万円前後から、高価なもので100万円を超えるものまで幅広くあります。
また置き型なら10万円前後、組み込み型なら20万円前後で、どちらを選ぶかによって工事費に値段差がでます。
まとめ
シャワールームとはシャワーのみの空間で、さまざまな用途で便利に使えます。
場所によって配慮やさまざまな対策は必要ですが、その点に注意すればメリットは大いにあるでしょう。
これから戸建ての購入や注文住宅の購入を考えている方は、シャワールームを検討してみてはいかがでしょうか。
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