マイホームを購入する際、どこにこだわりを持つかはさまざまです。
そのなかでも、家の雰囲気づくりに大きな影響を与えるのが、空間の使い方でしょう。
とくに、天井が吹き抜けになっている家は、その明るさや開放感から人気の物件です。
そこで今回は、吹き抜け天井のある新築戸建てについて詳しく見てみましょう。
新築戸建てに吹き抜け天井があるメリットとは
1つ目のメリットは、開放感があることです。
吹き抜け天井には2階天井までの広い空間があるため、頭上に閉塞感を覚えにくいでしょう。
2目のメリットは、日当たりが良くなる点です。
2階部分の窓から1階まで、自然な明るい太陽の光が差し込みます。
3つ目のメリットは、風通しの良さです。
吹き抜けの2階部分の窓で換気すれば、1階の窓から入った空気を効率よく外に出せるでしょう。
4つ目のメリットは、それぞれの部屋を隔てる天井や壁が少ないため、家族間のコミュニケーションが密接になることです。
新築戸建てに吹き抜け天井があるデメリットとは
メリットの多い吹き抜け天井ですが、いくつかのデメリットもあります。
まず、吹き抜けの場合は高い場所の掃除に、大きな負担がかかるでしょう。
手の届かない場所にある窓やシーリングファンなどは、簡単には掃除できないものです。
また、吹き抜け天井のある家は、光熱費が高くなりやすい点にも注意してください。
1階でエアコンを付けていても、暖かい空気はすぐに2階へ上昇してしまうため、何も対策していなければ1階のリビングはなかなか暖まりません。
夏場には風通しが良く快適な吹き抜け天井ですが、直射日光が入る時間帯には、室温も高くなりやすいです。
それ以外にも、音やにおいが気になる点・2階の居住スペースが狭くなる点・耐震性が低くなりやすい点もデメリットと言えるでしょう。
吹き抜け天井がある新築戸建てを購入する際の注意点
吹き抜け天井がある家に住むならば、高い場所のメンテナンスについて考えておく必要があります。
吹き抜け天井に設置された照明を交換する場合、専門の業者に依頼して足場を組まなければならないケースもあるでしょう。
照明だけでなく、高い位置にある窓やシーリングファンなども、自分ではなかなか掃除ができません。
照明をLEDタイプにするなどの対策を講じたうえで、こうした部分のメンテナンス費用をあらかじめ考えておかなければ、思わぬ出費がかさんでしまうでしょう。
まとめ
高いデザイン性とおしゃれさで、一目ぼれをしてしまう方も多いのが、吹き抜け天井です。
しかし、見た目やメリットだけでなく、注意点について十分考えておかなければ、住みにくい家になってしまうかもしれません。
住み始めてから後悔しないように特徴を知って、吹き抜け天井のある生活を楽しみましょう。
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