最近のマイホームに取り入れられているグルニエと呼ばれる設備があります。
グルニエと聞いても初めて耳にするという方も多いでしょう。
グルニエとは、フランス語で屋根裏部屋を意味していますが、日本では天井と屋根の間に設けた収納空間のことを指します。
活用方法はさまざまで、今回はこの便利な設備の特徴と取り入れるメリットをご紹介します。
ぜひ、マイホーム購入を検討中の方は記事を参考にしてみてください。
マイホーム設備で注目のグルニエにはどんな特徴がある?
グルニエには、大きく分けて以下の3つの特徴があります。
空間内の高さは1.4メートル以内
面積は階下面積の半分以下
昇り降りのはしごは建築基準法で定められた固定式でないもの
これらの条件をクリアしたものがグルニエで、グルニエ部分は延べ床面積には含まれません。
ロフトとの違いとして、はしごが固定式のものか、折り畳み式や取り外しできるものが使われているのかが挙げられます。
ロフトは部屋の一部に設けられた収納空間です。
一方グルニエは、独立している収納空間となっています。
そのため、用途としては収納スペースのほかに子どものおもちゃ部屋や趣味部屋としても使えます。
マイホームの設備のグルニエを取り入れるメリットとは?
グルニエをマイホームに取り入れるメリットは、4つあります。
収納スペースが増える
独立している空間のため、趣味部屋や子どもの秘密基地のようにさまざまな活用ができる
屋根裏スペースを有効活用できる
はしごで出入りするため、安易に収納してあるものが見えない
最近では、子どもの遊び部屋のほかに隠れ家的書斎などに利用する方が増えています。
子どもから大人まで多彩な使い方ができるのが特徴なので、デメリットに高温になりやすい特徴や費用がかかる点もありますが、取り入れるメリットはあると言えます。
ただし、階段の昇り降りがシニア世代になると辛くなったり、子どもが家を出たりなどして、将来的にグルニエを活用しなくなる可能性もありますので、計画を立てながら設備として取り入れるか判断しましょう。
まとめ
最近注目を集めているマイホームの設備のひとつであるグルニエは、天井と屋根の間に設けられ独立の収納空間です。
そして建築基準法の条件を満たしたグルニエは延べ床面積に算入されないため、税金も節約できます。
もちろんマイホームを建ててから取り入れることも可能ですが、大掛かりな工事が必要なため、家を建てる際に設備したほうが費用は抑えられるでしょう。
この記事を読んで必要性を感じられたなら、グルニエの導入を検討されてはいかがでしょうか。
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