マンションや家の購入を検討していると、つい間取りやその物件の立地に注目してしまいます。
しかし、これからずっと家族が暮らしていく家であれば、頑丈な建物かどうかその構造にも気を付けなければなりません。
そこで、今回は建物の構造の1つである鉄筋鉄骨コンクリートについてご紹介します。
後悔のない不動産購入のためにぜひお役立てください。
鉄筋鉄骨コンクリートのメリット
鉄筋鉄骨コンクリートはSRC造とも呼ばれ、不動産の広告にもそのように記載されていることが多いです。
たいていは高層の建物で導入される構造なので、とくに10階建て以上のマンションの購入を検討している方には馴染みがある用語ではないでしょうか。
鉄筋鉄骨コンクリートは鉄骨を使っているので、もとからある程度は頑丈であり、そこをさらにコンクリートで補強しているため、耐震性が高いというメリットがあります。
鉄筋コンクリート造と鉄骨造の良いところを組み合わせているため、より強い構造になっています。
また、鉄筋コンクリートでは実現が難しかった柱や梁が目立たない広々とした空間を造りだせることもメリットの1つとして挙げられます。
広いリビングのあるおうちで暮らしたい方には、とくにおすすめです。
マンションだと騒音問題も気になりますが、床や隣の家との間の壁は分厚いコンクリートになっているので、防音性についても問題ありません。
小さなお子さんがいるご家庭でも、周囲に気を遣いすぎることなく暮らせるでしょう。
鉄筋鉄骨コンクリートの構造上のデメリット
不動産購入を検討しているのであれば、鉄筋鉄骨コンクリートの構造にどのようなデメリットがあるかも知っておく必要があります。
最大のデメリットとしては、高い建築コストが挙げられます。
鉄筋コンクリート造の中に鉄骨を埋め込む建設方式であるため、工程がほかの構造よりも複雑になり、その分工期も長く、人件費も余計にかかってしまうからです。
また、鉄筋鉄骨コンクリートは気密性が高いゆえに通気性があまり良くない問題点もあります。
高い通気性は期待できないため、常にカビや結露に気を付ける必要があります。
また、頑丈であることは壊しにくいことでもあります。
増改築や取り壊しが必要になった場合、それにかかる費用が木造や鉄骨造に比べるとどうしても高くなってしまうことも、不動産購入前に知っておきましょう。
まとめ
鉄筋鉄骨コンクリートには高い耐震性と広い居住空間を実現できる良さがあります。
構造によって断熱性・吸湿性・耐震性なども異なるため、重視したいポイントに着目して物件を選ぶことが大切です。
これから物件の購入を考えている方は、住宅に何を求めるかをよく考えて建物の構造を選ぶと、満足度の高い住み心地を手に入れることができるでしょう。
あるゾウ住宅館では、東松山・川越・坂戸エリアの不動産を取り扱っております。
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