マンションの購入を検討する際は、室内の備え付け収納について考える必要があります。
なかでもリネン庫はお風呂上がりなどに高頻度で利用するため重要な収納のひとつですが、その必要性や使い方は広く知られていません。
そこで今回はリネン庫とは何か、また購入するマンションにリネン庫があるメリットについて解説します。
マンション購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
リネン庫とは？マンション購入前に把握しておこう
リネン庫とは洗面脱衣室内にある収納スペースです。
リネンは「麻の布」を指す言葉で、以前はタオルやシーツテーブルクロスなどの多くが麻製だったため、それらを収納するところをリネン庫と呼ぶようになりました。
リネン庫の利用は入浴後が想定されるので、洗面脱衣室内のどこに設置するかが重要です。
浴室の入り口から遠ければタオルなどに手が届きにくく、使い勝手に問題が生じます。
そもそもマンションなどの住宅における洗面脱衣室の広さは限定されており、洗面台との兼ね合いも大事です。
洗面脱衣室内に洗濯機の配置を検討している方は、洗剤類や洗濯物の格納場所などのスペースも考慮したうえで、リネン庫の適切な位置を探りましょう。
家族が多ければ、リネン庫そのものにも一定のスペースが必要です。
今後の家族計画も考慮に入れたうえで必要な収納量を把握し、リネン庫の大きさを決定してください。
購入するマンションにリネン庫があるメリットとは
購入するマンションにリネン庫があるメリットは、お風呂上がりに利用するタオルや衣服の収納場所が洗面脱衣室にあることです。
仮にリネン庫がなければ、自分で収納家具を設置しなければならず、良い収納家具を探す手間がかかります。
また、小さな収納家具しか置けなければお風呂上がりに必要なアイテムを収められず、衣服を別の部屋で着るなど不便な生活を強いられるでしょう。
リネン庫があるマンションであれば、棚やカートの購入も不要になるため、収納場所に関するコストをかけなくて済みます。
ほかにも、収納脱衣室とカラーリングが統一されているなど、その物件にマッチしたリネン庫が設置されていることも多くなります。
まとめ
リネン庫とは、洗面脱衣室内にある収納スペースのことです。
購入したマンションにリネン庫があると、タオルや衣類の収納場所が確保しやすいメリットがあります。
マンションの購入前には収納場所をどうするかについてよく考えたうえで、リネン庫のあるマンションも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
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