不動産投資対象物件としての狭小アパートのメリットやデメリットを解説！
近年、都心部を中心に狭小アパートが人気を集めています。
不動産投資の対象として狭小アパートに関心を抱いているものの、本当に入居者を確保できるのか、利益を上げられるのかなどの不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、不動産投資における狭小アパートのメリットとデメリットについて解説します。
そもそも狭小アパートとはどのような物件か
狭小アパートとは、その名のとおり部屋の面積が狭い物件のことです。
部屋の広さは約10㎡で一般的な賃貸物件の半分ほどに過ぎませんが、とくに若年層からの人気を集めています。
狭小アパートが人気の理由は、家賃が安く利便性が高いところにあります。
都心部で駅から徒歩圏内の賃貸物件を借りようとすると家賃が高額になってしまいがちですが、狭小アパートであれば駅近物件であっても相場の約半分の家賃で借りることが可能です。
部屋の広さよりも、とにかく利便性を追求したい、家賃を抑えたい若者にとっての理想の住まいといえるのではないでしょうか。
不動産投資としての狭小アパートのメリット
不動産投資対象としての狭小アパートのメリットのひとつは、坪単価の高さにあります。
部屋の面積が狭い分、一般的な賃貸物件よりも家賃収入は下がってしまいますが、ひとつの区画のなかで上がる収益の指標となる坪単価は高いので、収益性を心配する必要はないでしょう。
また、三角形や旗の形をしたような不整形地であっても問題なく狭小アパートを建てられる点もメリットです。
不整形地は整形地と比較すると土地の価格が安いので、不動産投資をはじめる際の初期費用を抑えられます。
若者に人気の高いエリアにある、駅からの距離が近いなど立地条件の良い場所に建つ狭小アパートであれば賃貸需要が見込めるため、空室リスクも軽減できるでしょう。
不動産投資としての狭小アパートのデメリット
狭小アパートは若年層からの需要が高い傾向にありますが、その分、入居者の入れ替わりが激しい点がデメリットです。
また、部屋の面積が狭いからとはいえ、浴室やトイレ、キッチンなどにかかるリフォーム費用は変わりません。
低い家賃収入に対してリフォーム費用が高く付いてしまうところもデメリットといえるでしょう。
まとめ
一般的な賃貸物件よりも部屋面積が狭く、家賃が安い狭小アパートは若年層からの需要が見込めますが、入居者の入れ替わりが激しい、家賃収入に対してリフォーム費用が高く付くなどのデメリットがあります。
狭小アパート投資をはじめる際にはメリットとデメリットをしっかりと比較したうえで検討しましょう。
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