建売住宅購入時に支払う手付金とはどういったものなのでしょうか。
また支払うタイミングや支払えない場合、どういった対応策を取れば良いのでしょうか。
今回はこういった建売住宅の購入を検討中の方が直面するお金関連の悩みに直面ついてご紹介いたします。
手付金について知りたい方は参考の1つにしてください。
建売住宅購入時の手付金とは
手付金とは、不動産の売買契約時に買い手が売り主に対して支払い、売買契約の意思表示として預けるものです。
原則的に手付金は売買取引の最後に売り主から買い手に対して返却されるのですが、実際は売買代金の一部とされるのがほとんどです。
建売住宅の場合、手付金の相場は売買代金の10~15%程度になります。
とはいえ、実際には売主と買主の間で相談をして決めるのが一般的ではあります。
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建売住宅の手付金を支払うタイミングとは
手付金を支払うタイミングは一般的には重要事項説明を受け、売買契約が成立した売買契約日がタイミングとしては一般的です。
住宅ローンの利用を検討している場合は、ローンの仮審査が完了し、本審査の申し込みをしたタイミングとなります。
また、手付金に関しては原則現金で支払う必要があるため注意が必要です。
手付金の役割として、万が一の場合には手付金を諦めれば契約を解除できるという一種の救済措置的な役割もあります。
例外的な措置としては、手付金の支払い後住宅ローンの審査に落ちた場合はペナルティなく、取引が解除され手付金も買主にそのまま返却されます。
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建売住宅の手付金を支払えない場合はどうすれば良い?
手付金を支払う余力がなく、支払えない場合はどうすれば良いのでしょうか。
対応策としては大きく3つあります。
1つめは、減額交渉です。
状況によっては応じてくれる可能性もあるため、まずは交渉してみましょう。
2つめは、親族からの借入です。
住宅ローンの返済と併用する形で一時的には負担額が増えますが、借り入れも1つの手段として覚えておいて損はありません。
3つめは、カードローンの利用です。
この方法は住宅ローンの借り入れに悪影響を与える可能性があるため、正直おすすめはできません。
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まとめ
建売住宅の手付金についてご紹介いたしました。
手付金とはどういったものなのか、支払うタイミングや支払えない場合の対処法など、知っておいて損はない情報でしょう。
マイホームの候補として、建売住宅を検討している方はこの記事をお役立ていただけると幸いです。
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